奥浩哉短編集 ｢赤｣

奥浩哉短編集 赤 1 (奥浩哉短編集) (ヤングジャンプコミックス)

ガンツの人の短編集。
殆んどの作品がゲイ・レズをテーマにしている。
他の同性愛を扱った作品に比べればノリが軽い気がするが、
同性愛者に対する周りの人間の嫌悪感がたっぷり描かれていて、
単なるコメディーでは終わらせない。
まるで疫病持ちみたいな迫害ぶり。
これが描かれた80年代当時は、同性愛はこれ位厳しく見られてたってことなんだろうか。
まあ今もそんなに変わってはいないんだろうけど。

予想外にも、かなり読み応えがあった。