「鈴木先生」の武富健治が1996年に変名で出した18禁同人誌が復刻。
奇形、四肢欠損、人体改造のオンパレード。絶句。
こんなに頭がおかしい人だったのか・・・
ただ、大抵のエログロマンガはそれを描くことでの自己満足に終始している中で
この作品は一味違う。
奇形少女育成に命を賭する一人の男の熱い生き様が
薄気味悪いほどに丹念に描かれており、
他のエログロ漫画にはない妙な骨格の太さがある。
読んでる間は気持ち悪くてしかたないのに、いざ読み終わると
訳の分からない清々しささえ覚えてしまう。
多分、何年に一冊しか出ないような大傑作と言っていい。
