Larkin Grimm 「Parplar」

Parplar (Dig)

Parplar (Dig)

化けた。なんじゃこりゃ。
彼女は1stの時点で既にインド音楽チックな瞑想的フォークをやっていたが、
このアルバムでは、今までに培った要素を更に彼女なりに曲解して、何とも珍妙な
ポップソングの集合を作り上げた。
今回の特徴として顕著なのは、一曲をひたすらワンフレーズで通す点。
当然長くは続かないから2〜3分で曲が終わり、終わったら次の曲を2分、
そんでまた次3分・・・といった風に展開がコロコロ変っていく。
各曲のフレーズがまたそれぞれヘンテコなので、通して聴くと様々な刺激を楽しめる。
色んな国の料理を小皿にとって、次々と口に入れていくような感覚だ。


怪作。