Xiu Xiu「Knife Play」


Knife Play

Knife Play



1stアルバム。
初期のXiu Xiuは、インダストリアル・ノイズ色が強く、ジャンクの範疇で語られていた気がする。
金属質で冷たいバックトラックの上でJamieのボーカルが病的なナルチシズムを全開にさせる。荒涼とした雰囲気の漂う、キワモノ的アルバムだ。
3rdアルバム「Fabulous Muscle」あたりから卓越したポップセンスが前面に出始め、Xiu Xiuは孤高の変態へと羽化していくが、トラックの混沌とした感じは1stの頃からあまり変わっていないのだった。